1975-06-26 第75回国会 参議院 商工委員会 第20号
すでに福井人絹取引所では上場も廃止しておる。 スフ糸について見ても、これは賃紡形式での実需に結びついた販売のウエートが高く、取引量が減少しておる。したがって、上場商品としての意味が薄れている。 綿糸についても、現在二十番手、三十番手、四十番手の三品種が格づけされておるわけですが、二十番手について見るならば、パキスタンからの輸入糸が生産の二、三割を占めておるようになっている。
すでに福井人絹取引所では上場も廃止しておる。 スフ糸について見ても、これは賃紡形式での実需に結びついた販売のウエートが高く、取引量が減少しておる。したがって、上場商品としての意味が薄れている。 綿糸についても、現在二十番手、三十番手、四十番手の三品種が格づけされておるわけですが、二十番手について見るならば、パキスタンからの輸入糸が生産の二、三割を占めておるようになっている。
そこで、まず天谷審議官にお尋ねいたしておきますが、私は、いわゆる相関関係からいけば、福井人絹取引所の廃止もまたそういった繊維の構造の変革、及びその変更の中における開発途上国等の日本に対する繊維攻勢と申しますか、そういったものも一つの原因として挙げることができるのではないだろうかというふうに考えているのでありますが、その点についてどういうお考え方を持っているか。
福井人絹取引所が不能になりました。五名だけ名古屋へ取引員を招致するという話でございます。通産省にお尋ねする。あの福井は、一体通産省の通産局管内でいくと大阪じゃございませんか。なぜ名古屋がこれを受けなければならないのか。また、もし受けるとするならば、いつからこれが始まるか。その場合にシート料をどうお考えになるか。だれが取るのか。
福井人絹取引所に関しましては、従業員は円満退職をして、それぞれ就職をいたしておりますので、特に失業問題は生じないというふうに考えております。 それから、東京と大阪の取引所の人絹の上場廃止に伴う失業問題でございますが、これは東京、大阪では人絹専業ではなくて、ほかにも看板を持っておりますので、これまた特に重大な失業問題が生ずるということはないというふうに考えております。
○天谷政府委員 福井人絹取引所におきましては、時代の推移によりまして人絹の取引所における現実の取引がほとんどないという状態になりました。
ただ、先主御指摘ように、地元におきまして取引所をどうするかというような声もございますので、近く福井人絹取引所の関係者を私のほうに呼びまして、将来どうするかということをよく相談をしてまいりたいというように考えておりますが、いずれにいたしましても、現地の関係者の意見を十分尊重して、将来の方向を決定いたしたいというように考えております。
それからもう一つ、これは別のケースですけれども、福井人絹取引所に所属している仲買人で、信和商品という会社がありますね。これが未登録の営業所を持っている、こういううわさがあるのですが、この点はどうですか。